第7回フィリピン教育訪問

日 程:2005年8月5日(金)から14日(日)

 

報告 <現地状況など> <教育関係報告> <コタバトにてほか>

 

<スケジュール概要> 

参加者は中学教師1名、あと大学教員2名と九州から人権教育にかかわっている方、コーディネータの福田さんと私の6名。受け入れは、ジェネラルサントスのMoro Women's Center のビビンさん。KAFINのアガさん(川口市在住)の姉、食事は、カツオを焼いたもの、カツオのマリネ、空芯菜、煮物など、世話になる。

 

8月4日

香港で福岡からのメンバーと合流、深夜にマニラに到着。空港外のミーティングポイント(ツーア会社ガイド空港ビルに入れる)で、シャロムセンター(キリスト教系のUCCPという団体の宿泊施設)にピックアップ。

 

8月5日

早朝の国内線で、ジェネラルサントスへ。ビビンさんに迎えていただく。迷彩服を着ているの軍人が、マシンガンを持っているのは普通の警備員とちがうところ。 チャータのジプニーで出迎え、ドライバーさんは、ビビンさんの幼なじみで、ジェネラルサントスでの移動の世話になる。Muslim Christian People Alliance にて、スケジュールの打ち合わせ。 

 

8月6日

ミンダナオの歴史、社会分析などのレクチャー

Notre Dame of Dadiangas College 訪問・教員との懇談 

2004年11月16日アシェンダ・ルイシタでのストライキへの警察と軍による虐殺のビデオをみる。

 

8月7日

イスラム(モロ)文化のレクチャー

パイナップル(ドール)農園労組(KMU)訪問:労働問題・土地問題について懇談

 

8月8日

朝6時:ツナ漁港訪問・インタビュー       

 

Moro Women's 保育所授業参観

UCCP(United Church of Christian in the Philippines)PCSL小学校歓迎会

Lagao National High School授業参観

Oringo小学校授業参観

Brokenshire College, School of Nursing訪問

裁判傍聴(ショッピングモールでの爆発事件)

ミンダナオ国立大学訪問

パイナップル(ドール)農園労組事務所泊

 

8月9日

朝4時:パイナップル農園労働者作業場、収穫作業、工場見学、労務担当者との懇談後、労組幹部と昼食。

 

8月10日

朝6時:ピックアップにて(悪路でも大丈夫のようなジープのような車)、荷台にも4,5人乗ってコタバト市へ移動。途中、ノースコタバト避難センターに立ち寄る、JICAによる潅漑施設を見る。コタバト市に入る橋には、軍のチェックポイントがある。

コタバト市・避難民コミュニティを訪問、モロ青年グループによる歓迎会。事務所泊。

 

8月11日

避難民コミュニティへの物資支援をおこなう。イスラム・クリスチャン青年グループとの懇談。CRSのワーカーとの懇談。  8月12日

朝6時:コタバト市からジェネラルサントスへ。往路とは別ルート。スルタン・クダラートを通る。軍のチェックポイントをいくつか通過。装甲車が道端にある。Surallah 行政区の革新市長を訪問。

チボリ観光村に立ち寄る。チボリ支援

セブ湖先住民集落訪問。ジェネラルサントスへ。Muslim Christian People Alliance にて連帯の夕べ。 

 

8月13日

ジェネラルサントスからマニラへ。ロビンソン(ショッピングモール)、サン・アグスチン教会、マニラ湾屋台、高山右近碑散策。日本から、国連人権調査ミッションで来比したアガさんと夕食。

 

8月14日

香港経由・帰国